ジェルネイルの種類をしっかり把握しておけばネイルサロンに行く時にもセルフでネイルする時にも安心と言えるでしょう。
今回はジェルネイルの種類や特徴、ソフトとハードジェルの違いなどをご紹介します。
目次
- ○ ネイルを楽しむためにジェルネイルの種類の特徴を知っておこう
- ○ ソフトとハードジェルの違いは?それぞれの特徴は?
- ・そもそもマニキュアとは何が違うの?
- ○ その他のジェルネイルの紹介と特徴
- ・カルジェル
- ・バイオジェル
- ・パラジェル
- ○ 迷ったときはソフトジェルがおすすめ
- ○ 最終的にはネイリストさんと相談して決めよう
- ・サロンによって取り扱うジェルの種類も様々
ネイルを楽しむためにジェルネイルの種類の特徴を知っておこう
ジェルネイルは爪に一つの塗料を塗って終わりではありません。基本的には「ベースジェル」「カラージェル」「トップジェル」という3つのジェルが必要になる事を覚えておきましょう。
ベースジェルとは下地として爪に最初に塗布するジェルです。爪の凹凸を滑らかにして上塗りするジェルの発色を良くしたり寿命を長くしたりする効果があります。
ベースジェルの次に塗布するのが顔料入りで色の付いたカラージェルです。質感の違いやラメ入り・ファイバー入りのものなど各メーカーから様々なタイプのものがリリースされています。また、ジェル同士を混ぜて新しい色を作り出す事も出来るので覚えておきましょう。
好みのデザインになったら、最後にトップジェルを上塗りしてコーティングします。
ソフトとハードジェルの違いは?それぞれの特徴は?
ジェルネイルは「ソフトジェル」と「ハードジェル」の2つに大きく分ける事が出来ます。
別名ソークオフジェルとも呼ばれるソフトジェルは素材に柔軟性があり、ナチュラルな仕上がりと軽い付け心地が特徴的です。専用リムーバーを使う事で簡単に落とす事が出来るという手軽さも大きな魅力となっています。ただし、さほど強度は高くないのでネイルの長さが出せないというデメリットもある点に留意しておきましょう。
一方のハードジェルは強度に優れているので長さを出した派手めなネイルにも対応可能です。ソフトジェルがナチュラルな色合いなのに対して、ハードジェルはクッキリとした発色の良さが特徴となっています。
ただし素材が硬く爪への密着度が高いため、ハードジェルをオフする際にはネイルを削る作業が必要になり手間がかかるというのがデメリットです。ソフトジェルに比べれば爪に対する負担も大きいと言えるでしょう。
そもそもマニキュアとは何が違うの?
ジェルネイルとマニキュアの違いがよく分からないという人も少なくないでしょう。マニキュアはその手軽さが特徴であり、除光液を使えばどこでもすぐに落とす事が出来ます。この点ではソフトジェルネイルよりもさらに手軽であると言えるでしょう。
ただし、マニキュアは手軽な反面耐久性があまり高くありません。トップコートを塗って保護したとしても、キレイな状態をキープ出来るのは1週間程度が限度です。また、乾くまでに少し時間がかかるという点もネックになります。
一方のジェルネイルはぷっくりとした独特の質感が得られ、透明感と発色の良さがポイントです。爪の強度が増すので割れにくいという点も特徴となっています。その場ですぐに固まるので乾かす時間が要らない反面、ネイルを落とす際にはある程度の手間がかかる点には留意しましょう。
その他のジェルネイルの紹介と特徴
ジェルネイルはデザインや質感の幅が広く、各メーカーから様々な商品がリリースされています。ネイルサロンではジェルネイルの種類をメーカーで呼ぶ事もある程です。
自分の好みに合わせて多様なデザインを楽しむ事が出来るという点も、ジェルネイルの魅力の一つと言えるでしょう。
ここでは代表的なジェルネイルの種類として「カルジェル」「バイオジェル」「パラジェル」の3つをご紹介します。なお、この3種類は全てソフトジェルとなっています。
カルジェル
カルジェルは南アフリカのカルブルックインターナショナル社が開発したジェルネイルで、「爪に優しい・爪を大切にする」というコンセプトが掲げられています。ネイルを付ける際に爪を削る「サンディング」と呼ばれる行程が不要というのが特徴で、付け心地が柔らかく比較的長持ちするタイプです。
ただし、カルジェルを購入するには指定の講習を受講する必要があるので、セルフよりもネイルサロンで付けてもらうのが良いでしょう。
バイオジェル
南アフリカのバイオスカルプチュアジェル社が開発したバイオジェルはソフトジェルにも関わらず高い硬度を持っており、比較的長いネイルにも対応出来ます。
サンディングもあまり必要とせず、お手入れも簡単で人気上昇中のアイテムと言えるでしょう。
パラジェル
パラジェルはプロ用のジェルネイルとして知られており、取り扱いには少し知識と技術が必要になります。硬化の早さと発色の良さが特徴ですが、水分が透過しないので、ネイルが浮いてきた場合は早めの付け替えが吉です。
迷ったときはソフトジェルがおすすめ
ソフトジェルにもハードジェルにもそれぞれメリット・デメリットがありますが、どちらにするか迷ってしまった場合はソフトジェルを試してみるのがおすすめです。
ソフトジェルは仕上がりがナチュラルなので、イメージと大きくズレが生じてしまう可能性が低いと言えます。
また、比較的簡単に落とす事も出来るのでどうしても気に入らないようであればすぐに付け替えるという選択肢もあります。
最終的にはネイリストさんと相談して決めよう
ジェルネイルに慣れていないうちは仕上がりの具体的なイメージがしにくく、自分のファッションにマッチするかどうかも判断が難しいでしょう。また、ネイルの長さを出す場合には意外と日常生活で気になる事も多いです。
それだけでなく、爪の形や状態によっても自分に合うジェルネイルは異なります。分からない事や不安点があれば、遠慮せずにサロンのネイリストに相談してみるのが良いでしょう。
サロンによって取り扱うジェルの種類も様々
ネイルサロンによって、扱っているジェルの種類は異なります。上記で紹介しているのは、ジェルの種類や選び方の1例です。実際には希望のデザインや、爪の状態によってネイリストさんが、最適なものを選んでくれます。